Saturday Night Fever
全体:☆☆☆
ストーリー:☆☆☆
映像:☆☆☆
音楽:☆☆☆☆
ブルックリンの小さな町に住むトニーはペンキ屋で働いているが、変わり映えのしない毎日にうんざりしていた。そんな彼の唯一の楽しみは、土曜にダンスクラブで踊ることだけだった。ある日、ステファニーというダンス上手な女性に惹かれ、彼女に一緒にダンスコンテストで踊らないかと誘い、彼女とのダンス練習が始まる。と同時に、彼女の人格に触れ、次第に自分の人生を見つめるようになる。
英語で見たため多少の解説を読んだ。
解説を読む前は単純に、古きよき80年代アメリカの姿と、その中で生きるチンピラ少年の生活を描いている作品だと思っていたが、解説によると、様々な人生上の嫌なイベントや、ステファニーと比較した自分の浅はかさなど知り、少年が次第に大人になっていく姿を描いているということを理解した。
それを理解したとして、正直内容が暗すぎると思った。最後もステファニーとはただの友達でしかないし、友達が唐突に死んだり、ヒステリックな家族やエリートだった兄の転落など、正直少し、救いのない感じはするけれど、それが「人生」と監督は言いたかったのだろうか。とにかく、自分がこの映画を見るまでに予想していた内容とは180度違って裏切られた。あまりよい意味で裏切られてはいないかも、、。