THE MUMMY
全体:☆☆☆
ストーリー:☆☆
音楽:☆☆
映像:☆☆☆
図書館の司書を務めるエヴリンという女性は、考古学に精通している女性だった。ある日兄がエヴリンに会いに来た手土産にエジプトの骨董品のタペストリーを持ってくる。タペストリーの中には一枚の地図が入っていた。エヴリンはそれが価値のあるものだとわかり、地図が指し示す土地「ハムナプトラ」に行くことを決意する。以前この地で起こった抗争で敗北、逮捕され死刑が確定されていた男オコーネルがハムナプトラについての知識を握っていると知り、分前を担保に彼を救い出し、オコーネルとエヴリン、その兄の3人のハムナプトラへの冒険が始まる。しかし、ハムナプトラには、知られざる恐ろしい歴史が隠されていた。
邦題ハムナプトラ。B級ハリウッド映画として1つの地位を築いている映画を、初めて鑑賞しました。
内容は確かに薄い。でも、それが良い。何もかも振り切っているので、何が起こっても驚かない感じもあるし、単純にその破天荒な感じを楽しめるエンターテインメント性の高い作品だと感じた。しかし、話全体に目を向けると非常にヒロインの女エヴリンが横暴な女で驚いた。自分の非を決して認めず逆ギレ、男には色目を使って利用、挙句災厄を招いたの自分なのに他人が逃げようとすると逆ギレ、沢山の仲間が死んだのに最後はオコーネルと熱いキス。お兄ちゃんが泣いている。しかしこういう女が描かれるということはある種アメリカではこういう女が地位を築いているのだろうか。興味深い。