ローマの休日
全体:☆☆☆☆
ストーリー:☆☆☆☆☆
映像:☆☆☆
音楽:☆☆
まず何と言ってもオードリー・ヘプバーンの美しさが眩しくて見えない。世紀の美女。今の女優にはとても出せない風格があって目を奪われた。相手方の男性も高身長のライサチェック的イケメンでこの二人のやりとりは目に入れても痛くない。
ラブロマンスの王道たるストーリーだけどそのキラキラ感が素晴らしい。王女の話なのでどことなくクラシックディズニー臭がする。時代も同じくらい。だけどディズニーのプリンセスものほど御都合主義ではないのでラストシーンにかけての仄かに切ない空気感が堪らなく良かった。記者会見での2人だけの通じ合いが最高に胸が締め付けられた。
映像・音楽は時代が古いこともあり仕様のない部分が多いが白黒映像でもここまで退屈させない良さを持っていると思う。